Mr.Itagaki a.k.a. Ita-cho & KILLA TURNER / B.D. - PIMP&KILLA 3

R0209006

1,650円(税込)

  • プレス国 : JPN 2020.9
  • フォーマット : CD
  • ジャンル :HIP HOP
  • コンディション : 盤質 : S / ジャケット : S

商品の説明

VINYL PIMPことMr.Itagaki a.k.a. Ita-choとKILLA TURNER /B.D.によるスプリットMIXCDの第3弾登場!!


試聴 / 収録曲目
TRACK 1: KILLA TURNER /B.D.
TRACK2: Mr.Itagaki a.k.a. Ita-cho
ショップレビュー
【作品紹介文】
「DIG」って単語を頭の中でつぶやいたことは数え切れないくらいある。中でも強烈な思い出として残っている「DIG」にまつわる、ある1日のこと。馴染みのレコード屋へと向かう。一番奥の棚から順に掘り起こしていくのがどうやら決まったルーティンのようだ。ジャケットを抜き差しする手が止まる。ジャケットを表から裏面までじっくりと読む。軽く頷くような仕草をしたと同時に抜き出した1枚を横の棚の上に置く。同じ動作を数個分の棚で繰り返した後、平積みした数枚を試聴機に持っていき、次々に針を落としていく。”45”のタイポグラフィがプリントされたTシャツを着た、その後ろ姿からでも全神経を集中していることがはっきりとわかる。何枚かをそっと元にあった場所へと戻し、残ったブツをレジへと持っていく。対応する店員もこの人がどんな人かってことはもちろん理解しているはずだが、業務的なやり取り以外は一切行わない。そして街から次の街へ。この日は都合4つの街を巡った。これは2014年、D.Lがこの世を去る数ヶ月前に1日を共にしたときの話だ。D.Lにとって「DIG」することは日常そのものだった。その日常=DIGをただひたすらに積み上げていく。このとき初めて、ラッパーやトラックメイカーと同列に、ディガーは歴とした職業だと言うことを理解できた気がする。そろそろ話を本題へと進めることにする。PIMPとKILLA。渋谷・宇田川町が世界一のレコード街として君臨していたあの頃を作った目利きのバイヤーであり、指折りのディガーであるPIMP。そして、その時代を知る最後の漢であり、後に全てを一手に引き受けBALANCEを保ったKILLA。時代はいくら変化しようとも2020年の現在も当然掘り続けている、筋金入りの2つの山。先にひとつ言っておくと、縛りである和物は果てしない「DIG」の過程から生まれた、あくまでひとつの側面にしか過ぎない。PIMPの鋭い考察と貴重な歴史の一端を垣間見ることができるblogを見て確信した。「ただただ和物はDIGにおける自分の中の新しい振り幅であって、知らない国の音楽みたいな位置づけで、捨てる神たちのゴミをジャンルはシカトで掘ってるだけで、ベースはHIP HOPのSAMPLING SPORTSである事は何ら変わりない」そう言うことだ。このポストから数年、ただ今作での民謡のカットインには心底驚かされたわけだが。そこに至るまでに一体何枚のレコードを掘ってきたんだろうか。想像する。一方のKILLA。またの名をB.D.と呼ばれる漢は、いつも粋だ。針を上げ7inchをスリーブに戻す所作すらも洗練されている。何をやっても様になるとはまさにこのことを言うのだろう。インターネット上にアップされる新譜を聴き続ける。それは必要なことかもしれない。けれどそれだけがHIP HOPでは決してない。世の中にはShazamには引っかからない曲がまだ無限に存在する。HIP HOPそしてレコードを愛し、愛された漢たちによるかましあい。前口上はもういいだろう。とっととプレーヤーで再生しようか。ディガーは街のことを誰よりも知っている。PIMPとKILLAはミックスを通して貴方をどこかの街へと連れて行く。(DAWN二宮)
【PROFILE】

Mr.Itagaki a.k.a. Ita-cho

ディガー、プロデューサー、トラックメイカー、DJ, オリジナルレコード&ポスターディーラー。ヒップホップのレコードを世界一売った店の元バイヤーとして100タイトルを越えるエクスクルーシブ盤の制作、クラシックタイトル再発の企画でも国内外からも評価される。中古盤買い付けでもアメリカ、ヨーロッパなどで掘りまくるり。近年はニューディスカバリーの和物ディグに心血注ぐハードディガ−。さらにはNITRO MICROPHONE UNDERGROUND周辺をはじめとした日本のリアルなラッパーたちにトラックを提供。その多岐に渡るサンプリングのみでグルーヴを再構成させるプロデュースワークで海外の専門番組でもプレイされる。2005年よりseratoを導入しDJプレイを再始動。1000クレーツ以上を余裕で持ち込めるプレイが可能にな、 国やジャンルを超越したcdやデータじゃ耳に出来ないグルーヴィーで黒いインフルエンスを噴霧。指黒な感染者を増やす。2015年にインストEP盤がリエディットでリリースされた。2006年のオリジナルアルバムをトータルプロデュース。それに続いて2009年メジャーからリリースのP&P RecordsのオフィシャルMIX CD "the return of old school hiphop" はUKチャートでNO.1を獲得。2012年にはボブ・ジェームス作品をサンプリング文化からの視点でチョイスしコンパイルした "production breakdown" を配信リリース。現在までロングセラーとして国内外からも好評を得てる これらの作品のデザインも自身でディレクションする。
【PROFILE】

KILLA TURNER / B.D.

10代よりソロ活動を皮切りにキャリアをスタートさせる。IKB(池袋)や渋谷宇田川町を地場にTHE BROBUS (B.D.,BAZOO,DWEET,HASSY THE WANTED)を結成。2枚のアルバムをリリースする。解散後再びソロに転向し「THE GENESIS」をリリース。その活動と平行してTETRAD THE GANG OF OUR (NIPPS, B.D., VIKN, SPERB)を結成。またNIPPSとB.Dが中心となりアンダーグラウンドの雄が集結したTHE SEXORCISTが誕生。変態キャンペーンを合言葉にその活動に大きな注目を集める。そして2013年末にはユニバーサルミュージックよりメジャーアルバムとなる「BALANCE」をリリースするなど、精力的な活動を続ける「東京の」ラッパーである。KILLATURNER名義で制作したDJ MIX「KILLA SEASON」が各方面より高い評価を得て現在はDJとしての活動も行う。

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